歩こう会ポイント解説
朝倉川
豊橋市多米町の「多米不動滝」「多米トンネル北」を源流域とした朝倉川と、「船形山付近」を源流とした内山川は多米中町で朝倉川に合流、鷹丘校区南を西に下り、吉田城北側で豊川に合流する。朝倉川の上流部は蝉川と呼ばれ、旧の字名に上蝉、下蝉の地名もあった。朝倉川の北側を旧八名郡、南は旧渥美郡の郡境であったが、今では地名の統合及び合併の結果、八名郡の呼称は消滅した。朝倉川の地名の由来は定かでない。戦国時代の今川方に東三河土着の17人の郷士の中に朝倉七右衛門が多米出身であったのに因ると言う説がある。
利兵池(りひょういけ)
岩田町にある水面積3.6ha、貯水量3万9000㎥の農業用ため池で、平川新田〔670石〕開発のために寛文7年(1667)に内山川の水を引いて12年かけて築造されたものである。ため池の開発者の名をとって利兵衛と命名された。同時期に平川の水神池も造られた。(忠興新田(1649)〔83石〕の開発、水源である銭亀池の築造(1644)もある)。利兵池は豊川用水の補給池の役割を持っている。また周辺は利兵池公園として整備され、平成4 (1994) 年3月に開設された。
北側に隣接する東陽中学校は昭和63年(1988)年4月に多米小学校区・岩田小学校区のうち北岩田・東岩田を校区として設立された。(鷹丘小学校の設立は昭和53年(1978)、東陵中学校は平成9年(1997)である)。
コースのみどころ;
桜の紅葉(朝倉川)、利兵池から見る赤岩山、弓張山系の船形山と山景及び紅葉、岩田方面、田園の景観など(利兵池公園),水辺景観(池を巡り)、東三河環状線の紅葉は街路樹の公孫樹などを楽しみましょう ♪ |