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東陵地区市民館でH26,7,26,(13:30〜15:30)90名を集め開催された。 講師に愛知県埋蔵文化財センター調査課永井邦仁さん。 平成22年度の発掘、6世紀後葉から8世紀前葉までの古墳(横穴式石室)3基の調査報告。出土品の土師器、須恵器、フラスコ壷、金環など。古墳の型式、チャート岩の築造技から6,7,8世紀の時代に多米郷の長、族長レベルの墓で有る事が推定出来る。しかも数の多さは驚きである。これに加え、昔の鷹丘東の地形を想定し、岬状に地形の出入りを想うと(相生塚を岬の先端か)岬の形状が4ヵ所を想定すると、岬に添って古墳が存在したとすれば膨大な数の古墳群の存在が推定出来る。 同じ場所で発見された、晴雲寺址の江戸時代(18世紀前半)の寺院遺跡の調査報告である。晴雲寺は吉田藩主牧野成春の菩提寺(観音堂)築造の古文書によると東西198間、南北282間の広大な敷地、屏風岩の南をほぼ中央に建立され、寺院址から6世紀後葉の横穴式古墳と出土品(須恵器、鉄製小刀、鉄鏃)及び18世紀前期の文様陶器、瓦など多数が発見された。大名の菩提寺にふさわしい境内の造営を覗える遺跡であった。 愛知県埋蔵文化財センターで発行した報告書は以下のHTTPアドレスより閲覧できます。 http://www.maibun.com/DownDate/PDFdate/18800.pdf |